スタッフブログ【暗黙のルールの正体】

【暗黙のルールの正体】

人が持つ至って自然な欲求

誰にでも希望や願望、欲求はありますよね。

けれども、要求すればわがままだと言われそうだと思うし、
自分でもわがままだと感じることがある。

でもその要求は至って自然な
誰もが持つ欲求に過ぎないわけです。

自分のスペースが欲しい
話を聞いて欲しい
思いやりのある言葉をかけて欲しい
才能を伸ばすチャンスが欲しい
ホッとする一人の時間が欲しい

そうした至ってノーマルな欲求が否定されると
人は自分が何かを求める権利がないのではないかと
思い始めたりします。

欲求を否定される経験を繰り返すことで
自分の権利を全て諦める人もいるかもしれません。

欲求を否定される経験は
最初は子供の頃の些細な出来事かもしれません。
ひょっとしたら本人も覚えていないような
幼い頃のちょっとしたお母さんの一言とか。

だとしても、同じような否定される経験を繰り返すことで
人は勝手に自分は何かを求めてはいけないと
思い込んでしまうということがあるわけです。

そして、「自分は何かを求める権利はない」
というビリーフを証明するために

同じような経験を繰り返し
そしてその度に

やっぱり私の要求は受け入れてもらえない
私には欲求を満たす権利はない

とさらに自分のビリーフを強めていきます。

暗黙のルールの正体を暴く

人が先、自分は後

自分の自然な欲求を受け入れていないと
常に人を優先するのが当たり前になってきます。

でもなんだか人を優先するのが至極当たり前で
なんなら美徳のように感じる人も多いのではないでしょうか。

これってなんでなんだろうな〜?

私が思いついた1つの理由が
母親が自分を後回しにして子供の自分に尽くしてくれたのを
みて育っているからです。

子供にとって母親はとても影響力のある
大切な存在です。

そのお母さんが自分にしてくれたことを
自分自身も当然のルールとして受け入れてきた
という事実は多くの人に当てはまるのでは
ないでしょうか?

特に女性は意識せずとも
自分を後回しにして
子供や配偶者や家族に尽くしている人が
大勢いるように感じます。

でもね、人に尽くしてばかりいると
自分の成長がお預けになります。

人を傷つけまいとして、自分の意思を引っ込めると
人は傷つかないかもしれないけれど
自分は傷つきます。

もし今自分が自分を後回しにして
人に尽くしている
人を優先するために
自分の欲求を引っ込めている
と感じているなら

自分の中の素直な子供の自分に向き合い、
自分の欲求が至ってノーマルで自然なものだったのだと
受け入れるチャンスが来ているかもしれませんね。

特に世の中のお母さんたちが
自分の自然な欲求を至って当たり前に満たしていたら

子供たちはみんなそれがノーマルで自然だよね
というルールを受け入れるでしょうね。

いつもお読みくださりありがとうございます。
このメッセージを必要としている人に届きますように。

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